いくつかある健康習慣の中でも喫煙習慣ほど、その習慣を持つ人と持たない人とをはっきり分ける物はありません。また健康への影響は大きく、喫煙は多くの病気の原因となります。
★喫煙と関連のある全身疾患
口の中はたばこの煙が出入りする最初の臓器であることを反映して、喫煙の影響も大きく特に歯周組織(歯ぐきや顎の骨など、歯を顎の骨の中にしっかりと支えている組織)に強い影響を及ぼすことが科学的に実証されています。そのため、歯周病患者には喫煙者が多く、喫煙者の歯周破壊が若い年代から始まり、さらに歯周病の自覚症状が少ないのに対して、歯周組織の破壊が進んでいる場合が多いことが示されています。また、口の中の疾患では、最も重篤な口腔癌への喫煙の関与は厚生省のたばこ白書によると、喉頭癌、咽頭癌に次いで高いことが示されています。
アメリカの禁煙の効果を示す報告書(1990)によると、
禁煙による健康上の利益に比べると、禁煙後に生じる2〜3kgの体重増加に起因するいかなるリスクも、いかなる心理的不利益効果もとるに足らない物であると言えます。また、禁煙は早期に踏み切ることでいっそう有効になります。
今回は喫煙の健康への影響について取り上げてきました。様々な病気の原因となる喫煙習慣について考えてみるきっかけとなればうれしく思います。
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